事例
箱の底に入れる板ダンボールです
底板ダンボールの製品事例です。
板ダンボールとは
ダンボールの箱を作る際に、底抜けの心配のある場合、底の内フタ/外フタを折り曲げた時に出来る隙間をフラットにしたいなどの、要望がある場合に使用することが多いのが、底板ダンボールになります。
もちろん板ダンボールの分、底のダンボール構造が厚くなります。
緩衝材として使用することも出来ます。
事例は底板としてご紹介しておりますが、中敷としても使えます。
底板ダンボールを設計するポイント
外箱の内寸法よりマイナス3mm~5mmすることをおすすめいたします。
外箱ダンボールの製造誤差が3mmほどあるため、内寸法ピッタリで設計してしまうと、
きつくて入らない場合が出てしまいます。
外箱を組立てて、板ダンボールをすっと入るサイズが-3mm。
一般的には-5mm。
さらに余裕を見る場合は、5~10mmほどお好みでマイナスします。
底板ダンボールの材質は
底抜けを心配する場合の板ダンボールの材質ですと、厚みは5mm以上がおすすめになります。
内容物重量が40kg程度の場合は厚み8mmのWフルート。
20~30kg程度の場合は厚み5mmのライナーK5/中芯120g、
もしくはライナーK6/中芯180gあたりをオススメしております。
底抜けではなく、外箱の底部分をフラットにしたい場合は、一番安価なフルートBFのライナーC5でも問題ございません。
ただ、内容物重量が5kg以上あり、板ダンボールがたわんだりしないほうがよいという場合は、厚み5mmのライナーK6/中芯180gもしくは厚み8mmのWフルートをお使いいただくとよいかと思います。
実際に設計していれてみました。
ダンボールの外箱に底板ダンボールサイズを、マイナス5mmで設計。
上下左右に2.5mmづつスペースがあるので、余裕を持ったぴったりサイズで入りました。
底板ダンボールのほかに縦仕切の板ダンボルも作れます
外箱ダンボールの中で、左右を2部屋に分けたい場合など、板ダンボールを立ててに使うことで、対応できます。
その際も設計する場合、長側面側を仕切るのか、短側面側を仕切るのかで注意が必要になります。
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