事例
ワイン4号瓶を入れるダンボール
ワイン用4号瓶(720ml)のオリジナルダンボールです。
ご提案したワイン1本用の梱包仕様
[ 箱 ]
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- 材質 K5BF
- 内寸(サイズ) 長さ8.6×巾8.6×高さ29.5cm
- 形状 上差込下組式/瓶押え付(既存型:162)
- 発注数量 300
- 納期 PM6時までのご注文で3営業日後出荷
- お見積 71円/枚
参考のお見積ですが、印刷なし・LOT300・関東地区配送、消費税別・送料込みで71円/枚になります。
既存型商品ですので木型なしで販売できます。
既存型のご注文はこちらからお願いします。
オリジナルでダンボールを作製の場合はサイズはピッタリがおすすめ
ワインを入れる4号瓶(720ml)は1升瓶などに比べて規格の瓶サイズがなく、
形状やビンの高さや細さ、巾が広く背の低い物、また口が細く胴体が丸みを帯びた「フラスコ」のような形状など、さまざまな大きさがあります。
ダンボールを製造する際は、材質上プラスマイナス2~3mmの製造誤差が出る場合があります。
そのため、ダンボールの内寸法を長さ75×巾75×高さ290mmに設定してみました。
梱包仕様を決める際に、プラス1mm程度で内寸設計をしても、ダンボールに入らないことはないのですが、不安に思う場合は実物のワインボトルを送っていただけると設計見積から対応させていただきます。
どのようなワインでも、オリジナルで作製可能です。
ワインボトルの口押さえが一体になったダンボール形状
コストを単純におさえたい場合、みかん箱形状が一番お安くおすすめですが、ワイン瓶1本など細長い物を入れる場合、寸法的に小さく、みかん箱形状での製造が基本的にできません。
そのため、初回製造に木型を作成する必要があるのですが、代表的な箱の形状はフタが差し込み式になっており、底側が風車式に組み立てられる形式がよく使われます。
フタ形状ですが、瓶1本入れならではの形状になるのですが、箱の中で瓶がぐらつかないように固定するため、フタを閉める対面側に瓶の注ぎ口を固定する「押さえ」を取り付けてあります。
瓶の注ぎ口を固定する「押さえ」の穴は対面から折れ筋を軸に円弧に下りてくる為、瓶の注ぎ口に当たらないよう写真のように真丸の穴ではなく、楕円に切り抜きます。
長さ・幅が同じサイズならではのソコ形状・風車式
底面については、組み立て式形状になり、「風車式」以外に「アメリカンロック(または地獄底)」 がありますが、長さ・巾の寸法が正方形に近い物は「風車式」形状の方が綺麗に仕上がりおすすめです。
ちなみに、アメリカンロックまたは地獄底について、当社では「上○○下組式」と呼んでおります。
・上の写真は上記形状2種類を底側から透かして見た段ボールの重なりイメージになります。
「風車式」より「地獄底」の方が段ボールの重なりが中心に多く、また入り組んで組み立てる為、段ボールのように肉厚の厚い紙で箱を製造すると、箱の底面が「風車式」よりゴツゴツしたものになり易くなります。間口面が小さくなればなるほど、
条件が厳しくなり、組み立てにくくなるので風車式形状をおすすめしております。
風車式底面の組み立て方は、下図の左「A」から右「C」に流れていきます。
底面を組み立てる場合、2枚目以降を折る際に前に折った面が二等辺三角形になるように上に重ね順番に折っていきます。最後の4枚目を折るときに、上記図面の「C」の①の場所を、一番初めに折った面の内側に入るように折り込み、固定しながら出来上がりとなります。
このソコ組み立て式形状はテープ等を使用せず簡単に組み立てられます。
その他ご不明な点はお気軽にお問合せください。
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