事例
組仕切りの作品事例
ダンボール組仕切の製作事例をご紹介します。
段ボールの形状を決める上で、
どのような形状が綺麗に作成出来るか、
梱包しやすいか等、頭を悩ませたことはないでしょうか?
ここでは、ワインなどの瓶を小分けに入れる組仕切箱の
作品事例をご紹介いたします。
まず箱に何本くらいの瓶を入れるかですが、
中身の入り数が多い場合は通常箱の中に
格子状の「仕切」を入れて小分けにして入れる場合が多いです。
それは瓶同士が直接接触せずに、
段ボール紙を1枚挟んでいる為、瓶にキズや割れなどを防止する為です。
例えば6本入りの箱ですと、
天面から見た時にカタカナの「キ」の字型の仕切りが入り、
9本入りの場合は漢字の「井」の字型の仕切りといった感じです。
キの字型の仕切り
井桁の仕切り
組み仕切りは、段ボール板同士をクロスして格子状にする為、
段ボール板に組み込む紙の厚み分の切り込みを入れます。
また、組仕切をご注文いただいた場合、当社から発送する場合は基本的に、
組仕切を組まずにパーツのみを発送させていただいております。
納品後の組み立て参考に動画でもご紹介しております。
組んでしまうと保管スペースを取ってしまうので、
実際に梱包する際にお客様の方で組み立てて使用するようになります。
組み立て方は至って簡単なのですが、
たとえばキの字型の仕切りは、2:1の3パーツで1セットになり、
長いほうのパーツに短い方のパーツをそれぞれ切り込みに合わせて
差し込んで行きます。
組仕切の組み立てにも、
差込がしやすい・一度組み立てた組仕切が抜けにくくする等の
仕様にすることも出来ます。
その組み仕切の切り込み方ですが、何種類かあり、
使用用途によって使い分けいたします。
写真の左側は、オーソドックスなもので、
シンプルに段ボールの肉厚の切込みを入れた物です。
差し込んだ後は平らになります。
真中は「Vカット」とも呼ばれ、上部が広く開いている為、
段ボールを組み込みする際に、差し込みし易くしたものです。
また右側は差し込む方に切込みのみ(段ボールの厚み分の隙間はつけない)を入れて、差し込んだ後、紙同士を抜け難く致します。
通常、組仕切りは初回に「抜型」を作成する必要があるため、
ある程度数量が多い場合に適しております。
お手配いたします数量が少数の場合、
抜型を使わないで少ロット専用のカット機でも作成できますが、
「抜型」で作成するものと比べると
組み仕切り自体のコストが上がってしまいますので、
小数のSPOTのご注文か、サンプルなどに作成に適しています。
また抜型を作る場合、箱と仕切りを一体にすることもでき、
その場合、箱と仕切りをそれぞれ作成しない為、
トータルコストを下げられます。
〈参考例〉
その他ご不明な点はお気軽にお問合せください。
お電話でのお問合せ【 営業時間 平日 9:00~18:00 】
029-885-4585