事例
ダンボール箱になりにくいサイズ-N式サイド差込
N式サイド差込式ダンボールの設計時の注意点をご説明します。
作りにくいダンボールになるのはサイズが問題
N式とは組み立て箱で底面が平面な形状となります。
N式サイド差し込みとN式上差し込みが一般的でよく見かける形です。
どちらも高さ10cm以下などの比較的高さの低い、平べったいサイズのダンボールに向いている形状です。
N式上差込式ダンボールは、高さ20mm以下でも箱にすることができるのですが、
N式サイド差込式ダンボールは、高さが20mm以下になると構造上、組立てにくいダンボールとなります。
お問い合わせをいただいた場合は、サイズにあわせた形状をお勧めしています。
実際にどんな感じか動画をご用意しました。
何とか箱にはなりますが、サイド差し込み部分が広がってしまいます。
ダンボールは厚み3mmでも5mmでも3層構造となっている性質上、折り曲げた時にダンボールの反発が出ます。
箱にした後、真ん中をテープで止めてみました。
止めたところの左右が外側に広がろうとしているのがわかります。
見た目もよくありません。
高さ80mmのN式サイド差込と比較してみました。
通常の作りやすいサイズ感での組み立ての動画も下記よりご覧いただけます
>>N式サイド差込形状の組立て方<<
N式サイド差込式ダンボールは、高さ30mm以上が最低サイズ、50mm程度あるとかなりダンボールにしやすいです。目安にしていただければと思います。
ご不明な点はまずはお気軽にお問合せください。
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