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仕切り(しきり)

ダンボール箱の中に複数の品物を梱包する際、それらを区切って入れるための間仕切りとして箱の中にいれるものを仕切りと呼んでいます。
段ボール製の仕切りは、単純な四角形のパット状のものから、井桁状に組み上げた組仕切り、また最近は抜型を使って変形させた仕切りがあり、用途やコストに合わせて使われます。

パット状の仕切りは、もっとも安価でかつ小ロットから手配できるため、手軽に利用されます。
箱の中で垂直に仕切る場合は、中芯のスジ模様の向きが高さ方向と並行になるように使うことで、 箱の垂直方向の強度を補填することも出来るため、意識してその向きで作られることが多いです。
仕切りで強度も補填する場合、両サイドを折り曲げてコの字形にして仕切ることで板が倒れにくくなり、より強度が増します。

井桁状に組み上げた組仕切りは、過去にはかなり多く使われていましたが、 最近は、組立に要する人件費の問題から、生産側・梱包現場、両方から敬遠されがちです。
抜型を使った生産方法があまり一般的でなかった頃は、平板にパンチングマシーンで切り込みだけを入れる加工をして 井桁状の仕切りの板を一枚一枚を手作業で作っていましたが、現在は抜型を使って、1セット分の仕切り板を一度に作ってしまう製法が一般的になっています。

このように井桁状の仕切りの一枚一枚を作るまでは簡単に作れるようになりましたが、どうしても仕切りの組立には区切るスペースが多いほど とても多くの時間を人手で組み上げることになるため、どうせ抜型を作るなら・・という観点から、 組立がより容易な仕切りの形にされることが多いです。

抜型を使った製法が一般的になってからは、さまざまな仕切りが作られており、パターンも一定ではなく、 その仕切る対象によって、大きく変わった形になりました。
仕切りというよりも、緩衝材と呼ぶ方がそれらしいものが殆どです。

抜型をどうせ作るのなら仕切りだけでなく箱ごと作ってしまい、底面を組み立てるとそのまま組仕切りができあがる形状も一般的になりました。
そのような経緯から、最近「仕切り」といわれると、単純な四角形のパット状のものを指す意味で言葉を使われることが多くなりました。

パット状の仕切りは大きな段ボールの板を縦横方向に断裁して作ります。
一時期、段ボールの切断面が指を切りやすいということから、ナミナミ模様のカット線で切る必要があり、 あえてパット状の仕切りを抜型を用いて生産することもありましたが、 そのような用途のパットに限って上記の抜きを使ったより付加価値が付いたものへ変わっていったため 最近はあまり見られなくなりました。
むしろ小ロット用の簡易的な仕切り用途にパット状のものが良く使われます。

仕切りの材質はその仕切る対象に合わせて、WフルートからBフルートまで、色々なものが使われます。
中にはパット状の仕切りに注意書き等の印刷を入れるパターンもあります。
ただ仕切りは所詮、付属品ですのであまりコストをかけない方向に考えられることが多いです。



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