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クラフト色(くらふといろ)

極一般的に出回っている段ボール表面の色で黄土色の色具合を弊社ではクラフト色と呼んでいます。

茶色というには黄色がかっていますし、黄土色というのもちょっと紙のイメージから遠いため、 ホームページを立ち上げた当時、どう表現しようか悩んでいました。

それまで普通に営業回りしてお客様に色の選択の話をするときは
「白にしますか?それとも普通の?」
といった具合に「普通の色」と表現されておりましたので。
流石にインターネットで普通の色というには説明がつかないので、 悩んだ挙句「クラフト紙」という洋紙が一般的でイメージがわきやすいだろうと考え、 それと同じ色を意味するように「クラフト色」と表現するようにしました。

以来、あちこちでもクラフト色という表現を聞くようになってきましたので、 クラフト色で正解だったのか、、それともクラフト色というここでの呼び名が浸透してしまったのか、、 いずれにしてもそれで全国のお客様に色のイメージを言葉で伝えやすくなりました。

さてこのクラフト色はどうして茶色っぽいのかと言いますと、
木の色の名残なのです。

ライナーにC5とかK5といかいった表現がありますが、 CよりもKの方がバージンパルプの含有率が多いため繊維質が活きていて強度があります。
そのバージンパルプの量が多いほど本来のパルプの色、赤茶っぽい木の色に近くなるのです。
国内ではダンボールは殆ど古紙から作られていますので、どうしてもその製造途中に漂白工程が入るため 海外のそれにくらべて色が白っぽくなります。
国内のそれはクラフト色と表現すると丁度良い感じですが、 海外から輸入された段ボール箱を見ると国内のものに比べてとても赤茶っぽく見えるため、 ちょっとクラフト・・という表現よりも色が濃すぎる感じになります。

ところでこのクラフト色のものに対して白いものがあります。
段ボールのライナーの部分は一枚の紙のように見えますが、実は多層に紙が貼り合わされています。
その一番上の紙だけを白いもので貼ってあるのが、白いライナーです。
白い一番上を紙をめくるとその下はクラフロ色の薄い紙が何層にもなっているのです。
これと同様の作り方で、白以外でもいろいろなカラーのものが作られます。
しかし、クラフト色と白以外は、それらに比べて極端に出荷量が少ないため、ある程度の数量がないと 本来は作れないものになってしまいます。

逆にクラフト色はとても小ロットでも手配が可能で納期も早くなるのです。

またクラフト色が好まれて使われる理由は、安価であるのはもちろんですが、汚れが目立ちづらい色であることもあります。
弊社のお客様でも、最初は商品イメージを優先して白ライナーでスタートしたのですが、外装箱という用途から どうしても汚れがつきやすく、返って汚さが目立つということで、クラフト色に戻したケースがあります。
埃などがついてしまってもクラフト色なら目立たないので、そういう意味では、ちょうど外装箱という用途に向いている色なのかもしれません。



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