仕上げ工程でのダンボール加工作業。

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こんにちは、製造@GONTAです。
月日が経つのは早いものでもう九月も折り返しです。
また、このブログも今回で150回目の節目を迎えました。
どちらもあっという間といった感じでこれも日々がそれなりに
充実しているからなのでしょうか。
ですが、時の流れにただ流されてしまわないように、時にはスピードを
落として振りかって見たり周りを見回す余裕を持たないといけないかな
など考えながら日々良い箱作りを心がけています。
これからもよりよい毎日を全力で過ごしていきたいと思います。
さて、ダンボールの工場はおかげさまをもちまして元気いっぱい稼動中です。
暑さもここへきてやっと一段らくしてくれて、工場の温度も26度前後の日が
続きとても作業しやすくなっています。


ここ数日は仕上げ工程での作業が続いているGONTA、
この工程は少数ロットや抜き工程からくる箱、寸法が小さく機械で
貼り合せる事の出来ないものを仕上げることが主となります。
女性スタッフ数人を中心に一箱一箱、手作業で仕上げています。
その中で比較的ご注文を多くいただく形状の作業工程をご紹介します。
s-2013.9抜き箱1.jpg
この形状は弊社サイトで上差込下組式と表記してあるタイプです。
板状のダンボールを木型を使い打ち抜き加工したこの形状、
この右端にある糊しろに
s-2013.9抜き箱2.jpg
専用の糊付け機械を使い、このように糊をつけます。
糊がはみ出さずムラがないようにまっすぐに付けるにはコツがいるんですよ。
s-2013.9抜き箱3.jpg
その後、このように貼り合せて糊が乾くまで重りをのせておきます。
この流れをスタッフが息を合わせながらテンポ良く繰り返していくわけですが
その姿を見ると凄いと思う反面、あまりの速さに笑えてしまいますよ。
弊社で機械修理をお願いしている業者の人もその作業姿を見て
凄いね、といいながら顔が笑っていたくらいです。
s-2013.9抜き箱4.jpg
そして最後に張り終わったものを箱にして確認をし、一枚一枚検品をして
ひとつのロットが完了となります。

お客様には糊付けされ、たたんだ状態で納品いたします。

この箱の組み立て方を動画でご覧ください。

 みかん箱形状や上下差込式など他の形状もこの流れと同じに加工していきます。
これからも一箱一箱心を込めてお客様の下へお届けできるよう
スタッフみんなで頑張っていこうと思います。